社交不安障害
社交不安障害
社交不安障害は、他の人から注視される状況 人前で話をする、人前で発表をする、人前で食事をするなどで 恥ずかしい思いをしてしまうのではないか、否定的な評価を受けるのではないかと過度に感じ 動悸、赤面、震え、吐き気、発汗、尿意頻回、腹痛、下痢などの症状を生じるため、社会生活・日常生活に支障をきたす病気です。社交不安障害の人は不安な状況に対して、健康な人よりも脳の反応が敏感になっており、また脳内の神経伝達物質、特に不安・恐怖を和らげる役目を果たすセロトニンのバランスがくずれていると考えられています。社交不安障害の発症の最盛期は10代ですが、一般に5~35歳までに発症します。
- 人前で話す時に不安、緊張が高まる
- 人前で文字が書けない
- 人前で食事がとれない、赤面したり動悸や息苦しさ、声が出なくなる、発汗、手足の震え、吐き気などが生じる。
- 緊張すると頻繁に尿意を感じる
治療について
薬物療法と精神療法を行います。
薬物療法ではSSRIという抗不安薬を使用します。SSRIは神経伝達物質であるセロトニンを神経と神経の間で増加させる作用のあるお薬です。このお薬は飲み始めてから効果を感じるまでに2週間ほどかかります。
精神療法では適切な治療を続け症状を改善し 不安や恐怖を感じていた場面でも落ち着いて対処できたという経験を積み重ねることで自信を持てるようにしていきます。
よくあるご質問
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初診にかかるお時間初めて当クリニックにかかられる患者様は、問診などを含めて約1時間程度要します。 なるべくお時間の余裕のある時に予約される事をおすすめします。
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初診にかかる費用費用は3割負担の方で2~3千円、後期高齢医療制度の方で700〜1000円程度、自立支援制度を利用される方で700〜1000円程度が目安となります。また当クリニックは院外処方ですので別途お薬代がかかります。
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ご予約のキャンセルについて当科特有のご気分、ご体調の変化は充分理解しております。お電話にて連絡をいただけると大変助かります。
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ご予約のない患者様の受診について当クリニックでは予約優先の治療を行っていますが、曜日や時間帯などにより混み具合は様々です。まずはお電話をいただければと思います。できる限り対応したく存じますが、ご希望に添えない時はご了承ください。
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お車でお越しの患者様へ詳しくお電話にてご説明させていただきます。
お持ちいただくもの
初診の方
- 健康保険証 ※毎月初め、及び住所等の更新の場合も保険証をお持ちください。
- 高齢受給者証、その他医療証 ※お持ちの方のみ
- お薬手帳 ※お持ちの方のみ
- 現在使用しているお薬の名前
再診の方
- 診察券
- 保険証 ※月初めにご提示ください