
月経前不快気分障害

月経前不快気分障害
PMSを月経前症候群PMDDを月経前気分障害と言います。
どちらも『月経前』に現れる症状で月経が終わると改善する特徴があります。
婦人科?心療内科?どちらでも治療をするべきか迷われる方も多いでしょう。
私としては下腹部の強い痛みが非常に強い場合はまず婦人科にて異常がないか調べる事が良いと思います。
他にも身体のご症状として頭痛、乳房の張り、便秘、むくみ、などがあります。一般には市販薬でご自身でコントロールされている方も多いでしょうがどれも日常生活に影響を及ぼすようであればそれぞれの診療科を受診されてください。
お心の症状は憂鬱さ、不安感、イライラ、無気力、過食、睡眠障害、感情のコントロールができない等のお辛さがあると思います。
生理が終わるとどうしてあんな事で怒ってしまったのか自己嫌悪に陥る事もあるでしょう。しかしご自身を責める必要は全くありません。原因はホルモンの分泌量が急激に変化するために脳の視床下部が対応しきれなくなっているだけです。
今、あなたはそれを改善しようとなさっているのです。それはとても大きな一歩だと思います。当院の治療はまず漢方薬での治療が主体となります。お気持ちの優れない時だけにご自身の判断で抗不安薬や安定剤を使うことも大変有効です。
PMS、PMDD発症期間はまさに女性のライフステージでもあります。
生理が始まる時期は月経時期も不順、安定するのが18才ごろ、また45才頃になると女性は更年期に入り生理は不順となり閉経を迎えて行きます。
精神的なお辛さのピークが30代の女性とも言われ、出産経験のある方は精神的な症状に、出産経験のない方は身体的な症状が出やすいとも言われています。
いずれに致しましても患者さんのご年齢やお辛さの症状をお聞きして個別に対応し必要なお薬処方を丁寧に行います。

- ご自分の不快(不機嫌)な気持ちをコントロールできない
- 不安感や緊張感が高まる
- 普段よりも苛立ち、怒りの感情があり対人関係に支障が出やすい
- 自分に対しても批判的になる
- 仕事中、勉強中の集中力が下がる
- 感情が不安定になる
- 何もしたくないと感じる、やる気がなくなる
- 不眠又は過眠になる
- 過食になる
- 身体的な症状 乳房の痛み、張り、頭痛、むくみ、だるさ、関節痛や筋肉痛がある
治療について
PMS、PMDD発症期間はまさに女性のライフステージでもあります。
生理が始まる時期は月経時期も不順、安定するのが18才ごろ、また45才頃になると女性は更年期に入り生理は不順となり閉経を迎えて行きます。
精神的なお辛さのピークが30代の女性とも言われ、出産経験のある方は精神的な症状に、出産経験のない方は身体的な症状が出やすいとも言われています。

よくあるご質問
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初診にかかるお時間初めて当クリニックにかかられる患者様は、問診などを含めて約1時間程度要します。 なるべくお時間の余裕のある時に予約される事をおすすめします。
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初診にかかる費用費用は3割負担の方で2~3千円、後期高齢医療制度の方で700〜1000円程度、自立支援制度を利用される方で700〜1000円程度が目安となります。また当クリニックは院外処方ですので別途お薬代がかかります。
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ご予約のキャンセルについて当科特有のご気分、ご体調の変化は充分理解しております。お電話にて連絡をいただけると大変助かります。
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ご予約のない患者様の受診について当クリニックでは予約優先の治療を行っていますが、曜日や時間帯などにより混み具合は様々です。まずはお電話をいただければと思います。できる限り対応したく存じますが、ご希望に添えない時はご了承ください。
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お車でお越しの患者様へ詳しくお電話にてご説明させていただきます。
お持ちいただくもの
初診の方
- 健康保険証 ※毎月初め、及び住所等の更新の場合も保険証をお持ちください。
- 高齢受給者証、その他医療証 ※お持ちの方のみ
- お薬手帳 ※お持ちの方のみ
- 現在使用しているお薬の名前
再診の方
- 診察券
- 保険証 ※月初めにご提示ください