
不眠症

不眠症
睡眠障害には【入眠の困難】【途中で覚醒してしまう】【朝早く目が覚めてしまう】【眠りの質が悪く眠りが浅い】といったようにさまざまなタイプがあります。
また日本人の成人5人に1人は睡眠に何らかの問題を抱えているとも言われます。特に最近では思春期から20代前半にも増えており 日中の眠気が強く学業や仕事へ影響が出ています。

- 身体的な要因 痛み、痒み、頻尿、下痢、咳
- 環境要因 音、光、ブルーライトによるパソコンやスマートフォンによる刺激
- 心理的要因 悩み事、心配事、悲しみ、寂しさ
- 薬の影響 ステロイド、インターフェロン、喘息治療薬
- 嗜好品の影響 お酒、カフェインの入った飲み物、タバコ
- 心の病気 不安障害など
治療について
入眠困難には超短時間作用型または短時間型睡眠薬、メラトニン受容体作動薬を使用します
途中覚醒や早朝覚醒には中時間作用型
または長時間作用型睡眠薬やスポレキサント(オレキシン受容体拮抗薬)を使用します。
その他睡眠作用の強い抗うつ薬や少量の抗精神病薬を用いる事もあります。
昼間も眠たいと訴えられる患者さんに睡眠薬を処方するのは怪訝なお顔をされる事もありますがまずはしっかりと夜に眠っていただくためです
昼間、車の運転がお仕事の患者さんへはごく少量から服用していただくため効き目がないとおっしゃられる事もあります。転倒、骨折の恐れが強い方へは筋弛緩作用の少ないお薬を用います。睡眠薬の処方は患者様に合わせた大変デリケートな処方をいたします。

よくあるご質問
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初診にかかるお時間初めて当クリニックにかかられる患者様は、問診などを含めて約1時間程度要します。 なるべくお時間の余裕のある時に予約される事をおすすめします。
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初診にかかる費用費用は3割負担の方で2~3千円、後期高齢医療制度の方で700〜1000円程度、自立支援制度を利用される方で700〜1000円程度が目安となります。また当クリニックは院外処方ですので別途お薬代がかかります。
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ご予約のキャンセルについて当科特有のご気分、ご体調の変化は充分理解しております。お電話にて連絡をいただけると大変助かります。
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ご予約のない患者様の受診について当クリニックでは予約優先の治療を行っていますが、曜日や時間帯などにより混み具合は様々です。まずはお電話をいただければと思います。できる限り対応したく存じますが、ご希望に添えない時はご了承ください。
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お車でお越しの患者様へ詳しくお電話にてご説明させていただきます。
お持ちいただくもの
初診の方
- 健康保険証 ※毎月初め、及び住所等の更新の場合も保険証をお持ちください。
- 高齢受給者証、その他医療証 ※お持ちの方のみ
- お薬手帳 ※お持ちの方のみ
- 現在使用しているお薬の名前
再診の方
- 診察券
- 保険証 ※月初めにご提示ください