
躁うつ病

躁うつ病
爽快でなんでも出来るような気持ちになる躁状態と気分の落ち込みが続くうつ状態を繰り返してしまう時は躁うつ病の可能性もあります。
うつ状態では死にたくなるなど、症状によって生命の危機をもたらす一方、躁状態では躁状態の程度によって、家庭や仕事に重大な支障をきたし、人生に大きな傷跡を残してしまいかねないその行動をとる方も見られます。結果によって社会的生命を脅かす、重大な疾患であると認識されています。

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躁状態
気分爽快、怒りやすくなる、なんでも出来るような気持ちになる、お金を必要以上に使う、何日も眠らなくてもよくなる、アイデアが次々と浮かぶ気がする -
うつ状態
気分が落ち込む、食欲がなくなる、眠れなくなる、疲れてしまう、この世から消えてなくなりたいと思う
治療について
薬物療法、精神療法を行います。
薬物療法では気分安定薬という、薬を用います。最も基本的な薬はリチウムです。リチウムには、躁状態とうつ状態を改善する効果、躁状態・うつ状態を予防する効果、自殺を予防する効果があります。
リチウムは採血を、行いながら体の濃度が適切になるように調整をします。
また精神療法で病気の性質や薬の作用と副作用を理解し、再発のしるしは何なのかを自分自身で把握することをめざします。

よくあるご質問
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初診にかかるお時間初めて当クリニックにかかられる患者様は、問診などを含めて約1時間程度要します。 なるべくお時間の余裕のある時に予約される事をおすすめします。
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初診にかかる費用費用は3割負担の方で2~3千円、後期高齢医療制度の方で700〜1000円程度、自立支援制度を利用される方で700〜1000円程度が目安となります。また当クリニックは院外処方ですので別途お薬代がかかります。
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ご予約のキャンセルについて当科特有のご気分、ご体調の変化は充分理解しております。お電話にて連絡をいただけると大変助かります。
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ご予約のない患者様の受診について当クリニックでは予約優先の治療を行っていますが、曜日や時間帯などにより混み具合は様々です。まずはお電話をいただければと思います。できる限り対応したく存じますが、ご希望に添えない時はご了承ください。
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お車でお越しの患者様へ詳しくお電話にてご説明させていただきます。
お持ちいただくもの
初診の方
- 健康保険証 ※毎月初め、及び住所等の更新の場合も保険証をお持ちください。
- 高齢受給者証、その他医療証 ※お持ちの方のみ
- お薬手帳 ※お持ちの方のみ
- 現在使用しているお薬の名前
再診の方
- 診察券
- 保険証 ※月初めにご提示ください