
がん患者・ご家族

がん患者・ご家族
癌を治療中の患者さま、またはご家族に闘病中の方がいらっしゃる方のサポート。
今や日本人の二人に一人がなるという癌。
健診なども積極的に推奨され早期に見つかる方も多いでしょう。
しかし早期に、早期に見つかり治療ができたとしてもご本人のショックは計り知れないものがあります。
または完治は望めない事を医師から告知されている方もいらっしゃるでしょう。
TVやSNSまたは書籍には困難な状況下でも前向きに向き合っている方がいらっしゃいますが到底自分はそうなれないと感じ、より自分の殻に閉じこもるような思いをする方もいるかも知れません。
現在の癌治療は外来治療が中心です。
放射線治療中は毎日照射に通いますし、抗がん剤の治療も外来で行われる事が多いです。入院であれば医療従事者との関わりもある程度ありますが外来だとなかなかご自身の気持ちを吐露する事は難しいと思います。
早期で治療できた方の場合でも自分が何を甘えているのかと自身を叱咤しながらも再発の恐怖が頭から離れない事もあるでしょう。
担当医はたくさんの患者さんを抱えているし家族にも心配をかけたくないので話すことができない方はどれほど多くいらっしゃるかと危惧しています。
患者さんのなかには夕方に特に不安を感じたり、夜中に目覚めてしまうと突然恐怖に襲われたりします。
春に告知を受けた方は春になると気持ちが落ち着かなくなったり治療をした病院の近くに行くだけで落ち込む事もありますね。
また闘病中の副作用もとてもお辛いと思います。吐き気や脱毛、手指の痛み、さまざまな身体的な事はもちろん精神的に不安定になり治療の継続ができなくなる事もあります。

- 家族に心配をかけたくない
- 夕方に特に不安を感じる
- 夜中に目覚めてしまう
- 突然恐怖に襲われる
- 再発の恐怖が頭から離れない
当院でのサポートについて
当院はそういう方々のサポートが不十分だて考えています。まず身体のために寝る事、食べる事を基本にできるようにしていきましょう 漠然とした不安には必要に応じた量の抗不安薬を、眠れない方にはその方に応じた寝付きが悪いのか夜中に目が覚めてしまうのか、睡眠時間が極端に短くないかなど問題点を個々にお聞きし問題解決をはかれる睡眠薬の処方をします。お辛い時期を乗り越え落ち着いてきたらお薬はお守りとして不安に負けそうになった時だけご使用になってください。 支えていらっしゃるご家族の方は第二の患者さんだと言われます。お辛さは当事者と変わらない、またはそれ以上の方もおられると思います。 自分はしっかりしなければと責任を感じ、一人になれる場所で涙することもあるでしょう。 家族の方のお辛さも充分理解し、お気持ちを話していただき必要であれば抗不安薬や睡眠薬の処方を行います。

よくあるご質問
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初診にかかるお時間初めて当クリニックにかかられる患者様は、問診などを含めて約1時間程度要します。 なるべくお時間の余裕のある時に予約される事をおすすめします。
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初診にかかる費用費用は3割負担の方で2~3千円、後期高齢医療制度の方で700〜1000円程度、自立支援制度を利用される方で700〜1000円程度が目安となります。また当クリニックは院外処方ですので別途お薬代がかかります。
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ご予約のキャンセルについて当科特有のご気分、ご体調の変化は充分理解しております。お電話にて連絡をいただけると大変助かります。
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ご予約のない患者様の受診について当クリニックでは予約優先の治療を行っていますが、曜日や時間帯などにより混み具合は様々です。まずはお電話をいただければと思います。できる限り対応したく存じますが、ご希望に添えない時はご了承ください。
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お車でお越しの患者様へ詳しくお電話にてご説明させていただきます。
お持ちいただくもの
初診の方
- 健康保険証 ※毎月初め、及び住所等の更新の場合も保険証をお持ちください。
- 高齢受給者証、その他医療証 ※お持ちの方のみ
- お薬手帳 ※お持ちの方のみ
- 現在使用しているお薬の名前
再診の方
- 診察券
- 保険証 ※月初めにご提示ください