
認知症

認知症
認知症とは65歳以上の方には6人に1人はみられるといわれています。
物忘れが徐々に目立ってくる際には、認知症の可能性があります。
認知症には嫉妬妄想や物盗られ妄想の目立つアルツハイマー型、小人など幻覚が見えると訴えたり身体の動かしにくさが目立つレビー小体型認知症、その他にも血管性認知症、前頭側頭型認知症など様々な種類が見られます。

- 昔のことは覚えているが、最近のことは忘れやすくなってしまう
- ひとりで出かけた際に道に迷い自宅に帰れなくなってしまう
- お金を盗まれたと家族を責める
- 配偶者が浮気をしているのではないかと責める
治療について
現時点での認知症の治療薬といわれるものは、基本的にアルツハイマー病に対するものとなります。
アルツハイマー病に対しては塩酸ドネペジルなど抗コリンエステラーゼ阻害薬が有効です。これらはあくまで対症療法となり、進行を緩やかにする手助けをします。
現状では認知症を根治できる薬物療法が存在せず、認知症への心理・社会的な治療アプローチを用いて認知症患者さんでも比較的保たれている長期記憶を生かしたり、一人ひとりの経験や思いを尊重することが必要となります。
またデイケアなどを用いて、日々の介護で心身ともに疲れきっている介護者の負担を減らす手助けをします。

よくあるご質問
-
初診にかかるお時間初めて当クリニックにかかられる患者様は、問診などを含めて約1時間程度要します。 なるべくお時間の余裕のある時に予約される事をおすすめします。
-
初診にかかる費用費用は3割負担の方で2~3千円、後期高齢医療制度の方で700〜1000円程度、自立支援制度を利用される方で700〜1000円程度が目安となります。また当クリニックは院外処方ですので別途お薬代がかかります。
-
ご予約のキャンセルについて当科特有のご気分、ご体調の変化は充分理解しております。お電話にて連絡をいただけると大変助かります。
-
ご予約のない患者様の受診について当クリニックでは予約優先の治療を行っていますが、曜日や時間帯などにより混み具合は様々です。まずはお電話をいただければと思います。できる限り対応したく存じますが、ご希望に添えない時はご了承ください。
-
お車でお越しの患者様へ詳しくお電話にてご説明させていただきます。
お持ちいただくもの
初診の方
- 健康保険証 ※毎月初め、及び住所等の更新の場合も保険証をお持ちください。
- 高齢受給者証、その他医療証 ※お持ちの方のみ
- お薬手帳 ※お持ちの方のみ
- 現在使用しているお薬の名前
再診の方
- 診察券
- 保険証 ※月初めにご提示ください